Home

間違いだらけの整 体 認 識

 この数年、整体やカイロプラクティックなどの治療院及び学校の看板が目立つよ うにな り、整体の学校は毎日のように設立され、毎日のように新聞などに派手な広 告が掲載され ています。しかし、はたしてこれらの骨格療法に対する社会の認識は どうなのでしょうか?。
 整体術はあくまでも「骨格の矯正」特に「脊柱(脊椎)」の矯正を行う療法であ り、他の療法との識別が重要であります。本来の整体を正しく認識するためには、 まず整体の治 療上の主旨、即ち骨格の矯正を必ず行うということを念頭に入れなけ ればなりません。現 在あちこちで整体の名称で行われている治療行為の殆どはあま りにも本来の「整体」とはかけはなれているため、ここでは整体に関するいくつか の正しい認識を記述します。


●整体術はどんな治療法でしょうか?
 
 整体術とは薬や器具類などを一切使わずに、術者が手によって、脊椎やその他の 骨格の 調整によって各種の機能的な疾患の根本的原因を除去し、体質改善及び自然 治癒力(自然 回復力)を高めることを目的とした手技療法です。
 骨格の矯正というと、怖いイメージがあるかもしれませんが、「骨」そのものは矯正できません。整体術で矯正するのは、骨と骨を連結する「関節」の歪みです。
 人間は日常生活の動作で、身体の各関節に負担がかかり、正常な構造に微妙な歪みが現れやすい。関節のこの微妙な歪みは、一般医学では重視していませんが、整体、カイロプラクティックおよびオステオパシー医学では重視されます。東洋医学でも未病の病の発見が重視されますが、これはすなわち、人間の体の不調は、事前に経穴などに現れて診断できるということです。そしてそれを発見することによって、体の不調を調整し、病魔を退治することなのです。
 整体などの関節の微妙のユガミの発見と矯正は、東洋医学の思想にも良く似ています。まして、関節の場合は、その間から多くの血管や神経が走っており、わずか小さな歪みによって、血管などが圧迫され、全身の血液の循環に影響を及ぼすことになりますから、一番納得できる療法です。


●整体術にはソフトとハードがあるのか?
 
 ソフト整体、ソフトカイロプラクティックなどの名称は、整体とカイロプラクティッ ク の意味を全く理解していない人が付ける名称です。なぜならば、整体やカイロプ ラクティ ックなどの骨格矯正療法はコンタクトレンズとは違って、ソフトもハード も全く関係のな い名称です。
 整体及びカイロには数多くの臨床技法が開発されています。整体やカイロの本当 の治療 家ならば、全ての臨床技法をマスターして、患者の年令、症状、性別などを 考慮して治療 を行えるのです。症状によって強い刺激、または症状によって弱い刺 激を選択するのは臨 床上の経験であります。また、年令によっても矯正刺激の強弱 は異なってくるものであり ます。
 骨格の矯正を行う整体やカイロプラクティックの技法は、ハードなイメージがあ ること から、ソフト! という名称は、マッサージの行為を行って、整体やカイロ の看板を挙げな がら、整体やカイロの意味と治療方針を全く理解していない自称整 体やカイロ治療家の呼 び名です。このようなソフト整体などの名称には要注意しな ければなんりません。


●ボキボキ整体!って、なに?
 
 整体術の定義でも述べたように、整体術は本来「骨格関節の 調整によって体を整える」手技療法です。当然、骨格関節を矯正する時に、ボキボキという矯正音は発生することがあります。無論、専門家は関節の方向などの解剖学的な知識を元に矯正しますので、矯正は全く無痛で害もありません。
 整体の看板をあげながら、「ボキボキ整体はやりません!」というサブタイトルの宣伝文句を書き加えているところもあります。このよう整体院は全く整体の根本的な定義と概念および理念を理解していないといっても過言ではありません。また、このようなところのほとんど、時間制で治療するので、俗に「もみ整体」と言われ、無資格で自己流のあんまマッサージを行っています。
 オステオパシーや整体術では、古くから様々な矯正技術が研究、開発され、骨格関節を矯正することにあたって、ボキボキという音をさせない、極めて高度な矯正方法も数多くあります。
 全く無痛で効果の高い整体の矯正技術では、小児から90歳以上のお年寄りまで治療が可能です。
 我々の所に治療に来る患者のほとんどは、様々な治療法をやって、症状が改善しないから来るのです。時間をかけてもみ整体をしなくても、極めて短時間で最大の効果を得られます。
 ウナギ屋へウナギを食べに行ったら、ウナギの代わりにドジョウを出されてしまったら、これは詐欺行為です。整体の場合も、せっかく整体の看板を信頼してきた患者さんに、自己流の訳の分からないもみ治療を行えば、その患者さんを騙すことになります。
 したがって、整体の看板で「ボキボキ整体はやりません!」と言い、時間をかけてマッサージなどの行為をやっている治療院は、ただ単に本来の整体の「技術」を知らないだけです。このことは、逆に良い整体治療院の見分け方にもなります。このような整体の治療院でからだを揉んでもらうよりも、あんまマッサージ指圧の治療院でやってもらったほうがもっと効果的だと考えます。


●整体の治療時間とは?

 新聞折り込みの整体広告や治療の料金表には、30分○○円や40分○○円や6 0分○ ○円などが記載されていることが良く見受けられます。これは即ち、かける 時間で治療費 を決めるというシステムのようであります。しかし、整体やカイロ療法というのは、あん ま・マッサージ・指圧療法とは違って、時間は全く関係ありま せん。時間の延長で治療 費を決めている整体やカイロの治療院は、整体やカイロの 技術ではなく、時間をかけて自 己流に患者の体を揉んだりマッサージをしたりして、 いわゆる無資格でマッサージ指圧を 行っている治療院です。
 整体やカイロプラクティックおよびオステオパシーという骨格の矯正を行う療法 におい て、治療の時間はだいたい予想できます。と言うのは、整体やカイロなどで は、一回( 一日)の治療では時間をかけて数回も骨格の矯正を行うことができない からです。骨格の 矯正法の治療時間は、その補助的な技法も含めて、だいたい15 分以内であり、この時間 というのは、術者が手で直接患者に触れて治療を行う時間 であり、物理療法や触診、診察 などは含まれていません。要するに、30分以上も 手で患者の体を触って治療するのは整 体ではなく、あんま・マッサージ・指圧の領域に入っているので、整体の治療院を選択す る時に、頭に入れておかなければなり ません。
 整体やカイロ療法において、時間をかけて何時間も体を触って揉んだりすること は決し て望ましくありません。なぜならば、整体やカイロ及びオステオパシー治療 に通う患者は 、他の様々な療法を試してみて、病気は治らないから最終的にこれら の治療院に通うのが 殆どです。整体の看板で整体の原理にそった治療をせずに、もみ療法のように時間をかけてマッサージや指圧を行ったら、患者をだますことになります。無論、このような揉み整体院の増加の背景には、整体療法の意味を全く判っていない整体学校の増加を挙げなけれ ばなりません。


●保健の適用はできるのか?

 整体やカイロプラクティックおよびオステオパシー療法は保健外の療法であり、 法律的 には保健の適用は出来ません。一部の整骨院(骨接ぎ)では、カイロ・整体 の看板も併設 して、保健の適用ができるような紛らわしい看板を揚げて患者集めを 目的とした行為が行 われいていますが、これには注意しなければなりません。ちな みに、法律的に保健届けを している整骨院(接骨院)では整体やカイロのような自 由診療は禁じられていますし、またこのような整骨院で保険扱いをうたい文句に行われている整体やカイロ 療法の殆どは、純粋な整体やカイロプラ クティック療法ではありません。


●骨格の矯正法は危険ですか?
 
 骨格の矯正技術は危険であると言う人がいますが、確かに下手な治療院にかかれ ば危険 性がないとは言えません。また、医療関係者の中に「骨格の矯正が危険です! 」という人 もいますが、普通の医者だって医療ミスで患者に被害を与えた例が数多 くありますが、こ の場合はすべての医者が悪いとは言い切れません。
 様々な療法では治らなかった症状は、骨格の矯正で一発で治るから、医療関係者 に目の かたきにされる場合もあります。正しい技術を完全にマスターすることが大 切で、骨格の 正しい矯正法を医師などの医療関係者にも是非身につけてほしいもの です。


●整体療法は怖い!?

 マスコミ特にテレビなどの娯楽番組において、視聴者率を上げるため、訳の判ら ない整 体師を招いて、拷問のような技術を披露したり、また様々な道具を使ったり、 力任せで「 痛くても我慢しろ!」というデタラメのテクニックを披露したりします ので、これは一番 の原因で、怖いイメージがあります。当然、町中にもこのようデ タラメな整体治療院は少 なくありません。
 整体の療法には、一切の器具は使わないもので、またそれぞれの患者の年令、体 格など に応じて治療法の加減を調整します。熟練した整体師の矯正は一切の痛みが なく、逆に快 感と気持ち良さがあります。


●骨格の矯正は体操法、強健術やヨガ
 及び筋肉マッサージだけで安定するでしょう か?

 ヨガ、強健術、体操法およびマッサージ指圧というのは整体とは根本的に違う理 念に基 づいて行われます。整体術の定義のところにも記述しましたように、本来、 本当の整体の 術技において「骨格の調整」が第一の目的です。そして、骨格の調整 を行った後骨格の安 定性を持続させるためには、筋肉の操作法などが行われます。 言い換えれば、本来整体術 においてヨガ、強健術や体操法などによる筋肉調整法や 呼吸の調整法などは「補助的」な テクニックとして行われるということになります。
 無論、筋肉の異常によって骨格に異常が現れることがありますが、もし筋肉が原 因で骨 格に異常が及んでしまったら、今度は筋肉の操作だけでは骨格の異常を取り 除くことは出 来ません。この問題に関して、世界の最先端の骨格療法の分野である アメリカのオステオ パシー医学会において、1930年代にいくつかの実験が行われ、 証明されているものです(こ れについて詳しくは、書籍、「臨床武道医学」S.パ リッシュ著、ベースボールマガジン 社刊、を参照してください)。
 骨格の矯正を行うことは抜群な効力をもっていますが、しっかりした技術を身に つけな いとその効果が発揮できません。ヨガ、体操などの技法とごちゃ混ぜして整 体の看板で治 療をおこなっているわけのわからない治療家が多いが、彼らもまた残 念ながら整体の本来 の意味を認識していないようです。


●良い整体治療院の見分け方

 整体の治療院は毎日のように、町のあちこちで開業されています。しかし、はた してこ れら整体の治療院が整体の原理に基づいて治療を行っているかどうか? と いう問題に関 しては、残念ながら、前記したようにその大半は整体のいわゆる骨格 の矯正法とは無関係な マッサージ的な行為を行っているところが多いのです。以下 参考に、本当の整体の治療 院を見分けるためにいくつかのポイントを記述します。
1)整体の看板で、時間をかけてただ単にマッサージ・指圧をしている治療は要注 意です 。本当の整体の治療は物理療法を除いて、15分ないし20分以内で終了す るものです。こ れは実際にその治療院の患者から聞いても判るでしょう。また、一 回だけ治療にかかって みてもすぐに判明できるはずです。
2)時間制で整体の治療を行う治療院も多いので注意しなければなりません。例え ば30 分○○円、40分間で○○円などの延長時間によって料金を決めるというこ とは完全なマ ッサージ行為であり、整体ではありません。時間制で体を揉んでもら うのでしたら、最初か ら指圧やマッサージの治療院に通った方が良いのです。各療 法には、その療法の独自の治療方針 や理論があり、整体の場合は骨格の調整を行っ たら、その日は余計に触ってはなりません 。指圧・マッサージの行為を行っている 整体の治療院は全く整体という療法を理解してい ないし、また無資格でマッサージ 行為を行っているので、按摩・マッサージ・指圧業界に も、カイロ・整体業界にも 迷惑な存在なのです。
3)可能なかぎりその治療院のルーツ、いわゆるその治療院で治療に当たっている 先生が どこの学校を出ているかを調べることが大切です。実際に、一週間や数日間 だけの講習会 で、整体を教えている学校も少なくありませんから。
4)良く問診して、また治療が終わってからも納得の行くぐらい症状について説明 してく れる治療院が良いでしょう。
5)鍼灸、マッサージ指圧、整骨(接骨)などの治療院で行なわれている整体やカ イロプ ラクティックの治療は避けた方が良いでしょう。特に、各種保健扱いの、いわゆる整骨院、接骨院 で行う整体術、オステオパシーやカイロプラクティックのよ うな手技療法には注意しなけれ ばなりません。日本において法律的には、整骨院や 接骨院などでは、骨折、脱臼、捻挫、 打撲などの治療に限定されています。整体や カイロプラクティックなどの療法は、骨折、 脱臼、捻挫、打撲などとは全く別項の ものであり、法律的に、整体、カイロプラクティッ クやオステオパシーのような治 療法は保険扱いの整骨院や接骨院で行うことが禁じられています。しかし、ごく一部の整骨師のなかで、整体、カイロプラクティッ クやオステオパシー療法を長年にかけて研修し、整骨院の隣の場所や2階に、全く別の場所でこれらの看板をあげて自由診療を行っている方もいいますが、これは問題外であります。
6)看板に整体(カイロ)またはカイロ(整体)と書いてある治療院を避けたほう が良 いでしょう。これはつまり、整体=カイロプラクティックということになりま すが、前記したよう にこれは完全に誤りであります。無論、整体とカイロプラクティッ クを全く別々な科目で 書いてあるところは問題外です。
7)どんな病気も治せると主張する治療院を信用しないこと。整骨などの骨格療法 は、機 能的な疾患(骨格構造の歪みからくる症状)には効果がありますが、器質的 な疾患(癌や 伝染病などのような)には無効です。


●整体の練習と上達について

 上述しましたように、整体は、骨格関節の矯正法がその基本であります。そのことを理解し、正しい指導と練習法で行えば、必ず技術は上達します。さらに、整体とマッサージの違いが分かれば、両者の練習と習得の違いも理解できます。
 マッサージの場合は時間制で、追加料金を払えば、数十分から2時間以上も施術することができます。しかし整体の基本は骨格関節の矯正法におかれていますから、どんなに時間をかけても10分以上かからないものです。   
 整体の整筋法は、体全身の筋肉を無差別に揉むのではなく、必要とされる筋肉の解剖学的な所見に基づいて行います。筋の起始部、停止部、また筋の線維の方向や運動点を利用して、極めて短期間で筋肉に最大のエネルギーを与え、本来の機能を回復させる技法であります。その発想は、根本的にマッサージとは異なるものです。
 また経絡経穴などの補助テクニックは、これも経絡のルートを無差別に揉むのではなく、虚実などの反応によって、関連する経絡の流れを正常に戻すのであります。
 整体に興味を持ち、整体を習って、将来、整体で生計を立てたい場合は、先ず第一に、上記の事項がカギとなりますので、これを理解しなければなりません。
 よくある整体の学校のように、時間制でやる自己流の不正当なマッサージ、いわゆる無資格のマッサージを、二人の練習生が組んで、朝から夕方まで互いに揉めば、三ヶ月もあれば何とかできるようになります。
 しかし、矯正や筋肉、経絡への反射は数時間もかけて行えるものではありません。整体術は「技術」でありますから、極めて短時間で最大の効果を得られる療法です。そのために、身体の体表解剖学的な仕組みを完全に把握し、さらに身体の力学的な動作における関節の仕組みと歪みを、整体の細かい検査法で分析し、そしてその矯正法を身に付け、患者の体に触れる自信がつくまで、最低2年間はかかります。
 学校教育だけではなく、学校で習った技術を、友人など様々な体格、体型の人に施術してこそはじめて上達するものであります。


●整体学校の見分け方

 せっかく習った整体は、もみ整体の場合、すなわち、時間の延長で治療費を決め、筋肉や経絡にマッサージ的な施術を行った場合は、遅かれ早かれ、いずれはあんまマッサージ指圧法で取り締まりの対象になります。体をマッサージのように揉めば、経絡整体とか自己の整体の名称を付けても、それはあんまマッサージの医療行為にあたりますので、いくら文句を言っても法的に通用しません。
しかし、マッサージ指圧で開業したい場合は、最初から国の認定しているマッサージや東洋医学の学校に入って、それを正しく専門的に習って、国家資格をとったほうが良いと考えます。
 整体業界は現在、野放し状態です。毎日のようにデタラメ整体を考案し、創始者になってしまう人は、後をたちません。しかし、現在は情報化社会ですので、学校の卒業生の治療院の情報をインターネットなどで調べれば、その学校のテクニックはもみ整体かまたは本来の整体かをすぐに判明できます。ここでは、さらにいくつかの見分け方をまとめてみました。
1)学校の主旨で整体術の定義に基づいて教授が行われているか、いないかを調べ ること 。
 上記しましたように、マッサージ、指圧、また酷い場合は漢方医学とか心理などわけ の分 からない項目とごっちゃまぜしたり、東洋医学(鍼灸)の経絡系統のマッサー ジだけを教 えたりするところがあるので注意しなければなりません。
2)整体の学校の付属治療院があるかないかも重要なポイントです。これは卒業生の治療院ではなく、指導にあたっている先生が本当に日常、臨床に当たっているかどうかは重要です。と言うのは、たいした臨床経験もなく、経営の目的で学校を開く人も少なくはないです。臨床の経験がなければ、当然患者管理も知らないはずですから、そのような学校を卒業しても、先ず成功の確率が非常に少ない。
3)少人数で技術を中心に教えてくれる学校を選んだ方が良いでしょう。
4)雑誌やビデオなどの広告で、学校などの判断をしないで、なるべく卒業生から 授業内 容を聞いたり、卒業後の開業率を確認したりすること。
5)通信教育制度は絶対に信用しないこと。酷い場合はビデオによる整体の学校通 信教育 もあるので要注意です。これは整体だけではなく、どんな技術でも習得する 場合は 、頭で覚えるより体で体得するものなのです。整体の技術も正しい指導のも とで、実際に2人 組んで何回も何回も練習を行ってこそ身につくもので、通信教育 や読書だけでは身につく ものではありません。
6)確かなしかも歴史のある団体に付属している学校を調べて入学したほうがよい。 特に自 ら「プロ」などの紛らわしくてインチキ臭い名前をつける団体またはその治 療院は要注意です。
7)○○認定の整体資格とか、開業するとき賠償責任保健を使える! などの広告 を信用し ないこと。現時点において、整体の治療院を開くには特に国家的な資格の 必要がありませ ん。言い換えれば、整体は現在国家的に認められていませんので、 各学校がうたい文句に している資格とは、個人的に与えられているものであって、 国家資格ではありません。し かし、将来的に考えて行動すれば、しっかりした団体、 即ち歴史のある団体の附属学校に 入って、その団体の資格を取れば、将来の不安は 少ないでしょう。
 整体の医療責任賠償保険に関しては、現在、誰でもこのような保険に入ることができます。しかし、このような保険に入ったからといって、安心できるものではありませ ん。なぜならば、普通の医師だって、いくら保険に入っているからといって、いざ 失敗を起こして医療ミスを起こせば、その診療所の生命は終わりであるというこ とは言うまでもありませ ん。また、整体などの場合は、このような保険に入っても、いざ、治療上のトラベルが起きた場合は、保険会社から対象外の細かい事項をつけられ、殆ど当てにならないのが現状です。
 責任賠償保険などをうたい文句に生徒の募集をしているわけの判らない学校がありますが、このような学校を選ぶよりは、失敗が起こさない確かな技術を教えてくれる学校を選 んだ方が良いでしょう。
トップページへ戻る               Home

商標登録第16類(武道医学および武道整体に関する印刷物等)
および類41類(武道医学の教授に関する指定役務)また「知的所有権」
に基づいて「日本武道医学」および「武道整体」に関する全特許権は、
日本武道医学会および日本武道医学専門学院にあります。

日本武道医学専門学院
〒180-0006東京都武蔵野市中町1-29-4
電話:0422-53-5100(代)

Copyright 1999
Japan College of Martial Arts Medicine
Japan Association of Martial Arts Medicine
World Rights Reserved
1-29-4 Naka-cho Musashino-shi,Tokyo
180-0006 Japan
Tel:0422-53-5100

info@budoigaku.org